執筆者 まめこ2006年3月12日
らくだのお話
日記・コラム・つぶやき 記事
昔むかし、アラブ地方に一人の資産家がおりました。
その男には三人の息子がいて、兄弟仲良く暮らしていました。
男が臨終を迎えたとき、三人の息子を集めて遺言を残しました。
「長男よ、おまえはしっかり者だ。17頭のらくだのうち、おまえが2分の1を取りなさい」
「次男よ、おまえもよくやってくれた。おまえは3分の1を取りなさい」
「三男よ、おまえはまだ小さい。おまえは9分の1を取りなさい」
そうして男は息を引き取ります。
息子たちは父に言われた通りにしようとしますが、
17頭のらくだを分けようとしてもうまく割り切れず、
終いには仲の良かった兄弟が大げんかをしてしまうのです。
そこへ1頭のヨボヨボのらくだを引いた、ヨボヨボのおじいさんが通りかかります。
「何を言い争っている。どうしたというのだ」
「実は、父が亡くなり、17頭のらくだを残してくれたのですが、
父の遺言の通りにらくだを3人で分けることが出来ないのです」
そこでヨボヨボのおじいさんはこう言いました。
「よろしい、それでは私のこのらくだを君たちに譲るとしよう。18頭を分けなさい」
そこで兄弟は、18頭の2分の1で9頭を長男がもらい、
3分の1で6頭を次男がもらい、
9分の1で2頭を三男がもらって、見事解決しました。
そして、余った1頭をヨボヨボのおじいさんが、再び引いて帰って行きました。
おしまい
又聞きですが、「18頭目のらくだ」というアラブ民話より。
3 コメント
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すばらしい!
こういうジジイに僕もなりたい。
nagaokaさん
まめこもこういうババアに・・・って、いやいやもう少し息子の側で踏ん張ります。
コメントの内容となーんも関係ないですが、タイムスタンプ面白いですね。生活パターンの真逆が如実ですな。。。