現場目撃の瞬間!
オットくんの職場の慰安旅行に同席した。
今どき会社の慰安旅行にツマ同伴て、どうなの?とも思った。
でも、老舗の温泉旅館だったし、
一応、日頃のご挨拶などは、こういう場でするものかと思ったわけだ。
夫婦して▲▲旅館の浴衣着て、宴会場に赴く。なんか照れる。
若い女子社員もいるわけで、
「え~あの人がオットくんの奥さん~?! ちょっとイメージ違うかもぉ~」
とか囁かれてそうだ。
まめこは頭部バーコード系をすかさず探し、オットくんに目配せし
「行ってくるわ」とビール瓶を両脇に抱えて立ち上がる。
「オットくんのツマです。いつもオットくんがお世話になっております~」
「あぁ、これはこれは奥さん直々に。あぁ、こっちがうちのヤツです。よろしく」
隣にましますおくれ毛の奥方さま。
このバーコードには不釣合いな楚々とした女性。
長年会社勤めする夫(出世組)を支える妻、こうあるべきなのね。参考になったわ。
ひと通りお酌が済んだら、あとは同僚たちとそれなりに杯を交わす。
緊張したせいか、酔いが回るのが早いみたい。
「先に部屋に行ってるから」
「お」
オットくんが珍しいな、という顔でこっちを見たが、送ってくれる気配はない。
まぁいいさ。今日はふかふかの羽毛布団で寝れる。露天風呂へも行こう。
はふぅー・・・・・ zz zzzz
ハッ!今何時?露天風呂行かないで寝ちゃったな、もったいね。
おもむろに布団を剥いで起き上がったとき、
オットくんがまだ戻っていないことに気づいた。
ま、いっか。盛り上がってるんでしょ。風呂風呂・・・
バスタオルを抱えスリッパをつま先で探り、ドアノブをぐっと押し出した瞬間、
隣の部屋の扉もバタンと開いた。
出てきたのは真っ赤な顔したバーコードと、リップグロスがぬらぬらとした
いやに色気のある年増女性。きっつい香水で一気に眼が覚めた。
やばいものを見た。直感的にそう思った。
すると立て続けに3組、同じようなエロエロおやじと年増女カップルが出てきた。
このおやじたち、私が見ていることに何も後ろめたさを感じていない様子。
そういえば、あの奥さん、どうしてんだろ。
あんな物静かそうに見えて、辛い思いしてるんだろうなー。いいつけてやろうかな。
いや、一緒に泊まっててもこれだもん、当然公認のオアソビってやつ?
しかも、どんだけこの部屋広いわけ?
「スウィートルームってか・・・」と呟きつつ、興味本位にちらり覗き見。
普通の和室。部屋の広さもあれ、変わりないな。
ん!でもまてよ!何あれ!
真正面にある小豆色の遮光カーテンがゆらゆらと揺れる隙間から、
異常に強い光が漏れこぼれている。ネオンだ。
・・・しかもこのワイワイガヤガヤ、何? まさか奥はキャバクラ?
何でこんな凝った部屋なわけ? フツーにキャバクラでいいじゃん。
その時、小豆色のカーテンがはらりと翻って奥から男が現れた。
谷間&くびれ女(今度はかなり若い)が寄り添っている。しかも親しげ。
あぁ、やっぱり。男って何でこうなの。信じていた私がバカみたいじゃない。
でも、思い返せばそう、あったのよ。そんな兆しが。
浮気はどちらか一方の責任じゃない、お互いの心が離れってしまったからだと、
いつも口癖のように言っていたね。そういうことだったの・・・
(*´Д`)ノ~ (*´Д`)ノ~ (*´Д`)ノ~
「すいませーん、朝ですが」とオットくんの声。またやってしまった。
オットくんはワンコの散歩を終えて、もう帰ってきてしまった。
「ごっごめ~ん、夢がなかなか覚めなくてぇ~」と、いつもの言い訳。
「あまりにリアルな夢だと、なかなか覚めないでしょ?ね?ね?聞きたい?」
「そんなに面白い夢なら、ブログに書いてみたら」
まさか、こんな夢を見ていたなんで知ったら、驚くだろうな~。
しかも今日は飲み会で遅いらしい。ま、まさか!?
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まただまされた~!!
ドキドキしたじゃん!わくわくしたじゃん!あ、いえ、失礼。=3 ま、でも夢でよかったじゃん、ねぇ。
でも、オットさんの顔色が変わってない??なーんてが(^。^)
おもしろいっす。ノンフィクションかと思っちまったよ。
ぜひ、オットクンの感想or反応も書いてくれ。
ちなみにJAGDA○○の一部の方々は、
きれいなホステスさんがいるお店が大好きです。
私も、たまについて行くのですが、出費が大きいので
行った後で少し後悔します。
ma-tanさん
寝汗もかいたっすね。いや、ただの汗かも?
顔色?うーん、日焼けしてる割には
若干青かったかも?ウ、ウソです。
numaさん
いえいえ、夢自体はノンフィクションですからぁ~。
オットくんは「この最後の男ってオレ?」なんて、
ありえない質問を・・・。計算なのか、ただの脳天気か。
この文章をもっと膨らませれば、星新一か筒井康隆のショートショートに匹敵する出来だ。
前回のもらい泣きや、今回のスチャラカ夫婦をシリーズとして続ければ立派な本として出版出来るんじゃないの?
万が一みちのく書房からというのなら、表紙デザインはnumaさん、目次と奥付はma-tanさん、本文フォーマットと見積もりはすんぴたと言うことでどうだい?
すんぴたさん
どうせ書くならハッピーエンドがいいですね。
タイトルは「犬に願いを」。
犬もカスガイっていうじゃないですか。ね?