執筆者 まめこ2006年6月10日
あんころ餅
文化・芸術 記事
昨日は恒例の百円寄席の日。
やっぱりねぇ、春風亭正朝師匠の落語が聞きたいんだけど、
もうドイツに発っているかな、とあまり期待してませんでした。
かなりのサッカーキチだって、自ら吹聴してたからね。
でもまだだったようで、ちゃんと笑いを取ってから心置きなく渡独ってことでしょうか。
今回のお題は「こがねもち」。「小金持ち」じゃなくて「黄金餅」でっさ。
師匠の解説によると、古典落語の世界では、
本当の悪者はあまり登場しないんだそうです。
悪そうな奴でも根はいい奴ってのが相場なんだとか。
それが古典落語の面白いところなんでしょうね。
でも、ごく稀に、アクドイ奴がそのまんま甘い汁を吸うって話もあるそうで、
それが「黄金餅」でした。
クライマックスなんて、想像するだけでエグイ。
隣人の遺骨を突き刺して、金をむさぼり取るんだもの。
人間の欲望って恐ろしい。
でも、これもきっと誰しも持ち得る矮小さなのかもしれない。
罪悪感なんて吹っ飛んじゃって、目の前のリアルしか見えなくなる。
とはいえ、出だしのあんころ餅を食べるしぐさ、
うんまそうでねぇ。
いや、じつにうんまそうでねぇ。
つい、やられちゃいましてねぇ。
くやしいけれど、昨日は鯛焼きを食べちゃったし、
今晩もアンパン食っちまいましてねぇ。
ダイエット中なのに、と思いつつも、
人間の食欲って恐ろしい。罪悪感なんて吹っ飛んじゃって、目の前の・・・
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